ナルト 646話 ~神の木~

2013年9月11日水曜日
おひさ~~
なるとのネタバレでござんす

ナルト 646話 ~神の木~
Naruto 646 Spoiler ~God's tree~



十尾の目玉が体内に引っ込んでいき

モゴモゴゴ モゴ

ズチュー・・・・
背中の部分が割れ、蕾の様な大きな塊が現れる。

オビト:(一旦結界を解除しておくか・・・)
十尾の新たな形態変化に備え結界を解除するオビト。

そして
ズオオオ

十尾の背中の塊が開きそこから超巨大な木が生えてくる。

木の枝が連合の忍達めがけ伸び、ナルトやミナトも絡め取られそうになる。


黒九尾:!?
クラマ:うぐ・・・ うぐぁ!

ミナト:こ、これは・・・!
何かを感知するミナト。

ズドドド
十尾の木の枝が地面を叩く衝撃で吹き飛ばされる連合の忍達。

連合の忍達:ぐわぁー!!
ああー!!

そこへ
シュルルルル
木の枝が連合の忍達に巻きついていく

連合の忍達:!!?

すると
ズズズズズズズ

木の枝にチャクラを吸い取られあっという間に干からびてしまう連合の忍。
連合の忍:ぐわぁああー・・・あああ・・・

連合の忍達:こいつ人間のチャクラをあっという間に吸い上げてやがる!!!
逃げねえと死ぬぞ!!!

誰か助けてくれ!!
逃げる連合の忍達。

連合の忍達:どうなってんだよ・・・?

こいつオレ達を狙ってやがる
まるで生きてる奴がわかってるみたいに・・・!!!

シュルル
次々に枝に絡め取られる連合の忍達。

ビー:なんでオレのとこはこんなに多いんだよ!?バカヤローコノヤロー!!
大量の枝に追いかけられ逃げるビー。

八尾:(こいつは・・・ 神の木だ!

十尾の最終形態!!!

他の奴らよりお前から大きなチャクラを感知しているんだろう。

ナルトがみんなに渡したチャクラがムダになっちまいそうだな!!)

次々にチャクラを吸い上げられ干からびていく連合の忍達。

柱間:一体あれは何じゃ!!?
マダラに問う柱間。

マダラ:もともとチャクラはこの神の木より生まれたもの!
全てのチャクラが、そしてお前のもな。

柱間:・・・・・・
何じゃと?

マダラ:先に人が神の木から盗んだチャクラを・・・
・・・取り返そうとしているだけだ・・・

柱間:何を言っておるのじゃ
神の木をかわしながらマダラに尋ねる柱間。

マダラ:・・・時の流れは人々から始まりについての記憶を消していった・・・
・・・忍がなぜ生まれたか知っているか?柱間
柱間に尋ねるマダラ。

柱間:・・・!?

マダラ:遠い昔、人々がまだチャクラという概念について何も知らなかった頃から・・・

・・・・人は互いに争い合っていた。

人々はかつて神の木を聖なる柱として崇拝し・・・
・・・神の木が争いに巻き込まれる事はなかった・・

ある時、一度神の木が実をつけた。それは千年に一度の事だった。

本当かどうかは知らんが・・・

・・・だが言い伝えではその実には手を触れてはならないと言われていた。

ある時、ある姫が戦いに勝つために・・
その禁断の果実に手を出し、そしてそれを食べた。

彼女の名はカグヤ・オオツツキといった。

・・・そしてカグヤは聖なる力を手に入れ・・・

たった一人で戦争を収めた。

彼女はチャクラを使った最初の人間だった。

そして生まれながらにチャクラを持ったカグヤの子が生まれた。

しかし、チャクラを盗んだ彼女に怒った神の木はそれを取り返そうとした。

・・・・それが十尾だ。

カグヤの息子はそれをどうにか止めようとした。

・・・・彼の名前はハゴロモ・オオツツキ・・・
彼はチャクラと忍術の謎を解き明かした最初の人、忍の祖となり・・・

六道の仙人と呼ばれた。

柱間:・・・・!
・・・なぜそんな事を知っている・・・!?

マダラ:うちはの石碑に書かれていた。

その後どうなったか聞きたいか・・・
争いを止めるため禁断の実を食べた人間がどうなったか?

柱間:・・・・・・

マダラ:そう・・・・
何も変わらなかった。

その一方で、争いはさらに凄惨なものになった。
それを知った時、オレは絶望した・・・

この世界に真の理想などないとな、柱間。
両目を輪廻眼にして柱間を見据えるマダラ。

マダラ:禁断の実に手を出し・・・
人々は呪われ・・・

そしてさらに憎みあうことを運命づけられたんだ!

忍とはまさにその愚かさの象徴だとは思わないか!?

柱間:だとしても、これしか方法は・・・

マダラ:神の木の力を信じ・・・大いなる幻術を行うだけだ・・・

マダラ:お前には見えないんだ・・・  この先が
マダラがかつて言っていた言葉を思い出す柱間。

柱間:これがお前が言っていた理想の未来なのか!?
神の木をかわしながらマダラに問いかける柱間。

マダラ:・・・・・・

・・・そうだ
ガッ
自分に向かってくる神の木を切り落としそう答えるマダラ。

マダラ:・・・だが 少し違うがな・・・

柱間:?

マダラ:あの神の木の花の蕾が開く時・・・

花の中の眼が上空の月を映し出し・・・

・・・そして無限月読は完成する。

それをするのは・・・

この・・・

・・・オレだ。
神の木の頂上の大きな蕾を見て言うマダラ。


ズオオオオ
神の木に捕まってしまうナルト。
ナルト:うわっ!!

ミナト:!!
ナルト!!!!
焦るミナト。

バッ
水遁 水断波!!
ズババババ
水圧カッターの様に水を吐き出し神の木を切り落とす扉間。

しかし
ニョキニョキ
切った部分からすぐにまた枝が生えてきてしまう。

扉間:チィッ!数が多すぎる。
(ナルトを感じはするが これでは無駄か!)

四代目・・・
ナルトのところへ直接飛べるか!?

ミナト:無理です!
さっき使った飛雷神とこの木に吸い上げられてもうチャクラが・・・

扉間:くそっ・・・
ダッ
ナルトの方へ駆け出す扉間。

ズズズズズ
神の木にチャクラを吸い上げられ意識を失いかけるナルト。
ナルト:うう・・・

そこへ
ガゴゴゴゴゴ

ヒルゼンが現れ周囲の枝を砕きナルトのピンチを救う。

(じいちゃん・・・)
ぼんやりした意識でヒルゼンを見上げるナルト。

ヒルゼン:すまない 遅くなったのう!
ナルトに声をかけるヒルゼン。

扉間:! 猿!
ヒルゼンに気づき声を上げる扉間。

ガバッ
ナルトを抱えその場を離れるヒルゼン。

扉間:よし!
ここから飛ぶぞ!
ミナトとヒルゼンに触れ飛雷神で転移する扉間。

神の木に襲われる忍連合の様子を見つめるサスケと重吾。

神の木の動きがおさまりかけるのを見て
重吾:・・・・ようやく止まったのか・・・!?
と言う重吾。

フッ
その時サスケ達の側に転移してくる扉間達。

ぼんやりした意識で戦場の方を見るナルト。

・・・・・・・・
無言でナルトを見つめるサスケ。

そして目も覚め辺りに転がるチャクラを吸い上げられた無数の連合の忍達の遺体を見て悔しそうにするナルト。

連合の忍:もう・・・ ダメだ・・・
これじゃあ・・・
生き残った忍び達も神の木を前に戦意喪失する。

サクラ:ぐっ・・・
倒れ横たわるサクラ。

カツユ:サクラさん・・・ 大丈夫ですか?

ビー:ハァ ハァ
鮫肌で応戦し襲い来る神の木をなぎ払うも疲弊するビー。


オビト:そのままじっとしていろ・・・

もう十分だ

満身創痍の連合軍を見下ろすオビト。


月に向かって絶望の花が今 花開く

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